GROW UP（ひだまり接骨院×パーソナルトレーニング）

トレーナーになったきっかけは？

高校で陸上競技をしていたときに怪我が多く、いろいろなトレーナーさんや接骨院の先生、サポートしてくれるコーチにお世話になったので、今度は自分が支える立場として、アスリートや子どもたちの支援をしたいと思ったのがきっかけです。

トレーニングの特徴や工夫している点を教えてください。

どのようなかたでも、やはり基礎が重要だと思っているので、単純な動きほど丁寧に行い、土台作りを大切にしています。基礎的なトレーニングが不足していて、土台がしっかり作れていないと、その1段階上の難しいトレーニングやウエイトトレーニングで怪我をしやすくなるためです。
こうして継続するうちに、「気づいたら肩が上がりやすくなった！」とか、「姿勢が良くなった！」というように、自然に基礎が身につくトレーニングをしていくのがGROW UPの特徴ですね。

アスリートの指導も積極的に行われているそうですが、一般のかたとの違いはありますか？

アスリートの場合、競技の特性を踏まえたうえでトレーニングを選択します。ヒアリングで苦手な動きを把握してからアプローチしますね。また、一人一人の癖を見抜いて根本的に改善することも意識しています。
アスリートのちょっとした癖は、思わぬ怪我につながる可能性が高いんです。
もちろん、一般のかたでもちょっとした癖で体の左右のバランスが崩れることもあるので、苦手な部分と癖は徹底的に直すようにしていますね。

運動経験がない人が通っても大丈夫ですか？

もちろんです。実際にそういう利用者もいらっしゃいます。簡単かつ重要なトレーニングや、わかりやすいストレッチから入り、「できない」を作らない工夫をしているので、安心して通ってください。「できない」が増えると、トレーニングをしたくないというネガティブな気持ちになるので、簡単なところから少しずつ成功体験を重ねてもらうことが大事です。運動経験がない人が運動を始めるってすごく大変なことだと思うので、挑戦してくれたことに敬意を持ちながら、全力でサポートしています。

ジムだけでなく、陸上競技場でもトレーニングをすることがあるそうですね。

1つは、選手向けのトレーニングですね。癖や苦手な動きを見抜いて、それを修正する練習が主です。筋肉や関節の動きを変えて、走りが結果的に変わるようなトレーニングです。

もう1つは一般のかた向けで、ウォーキングやランニングのために歩き方からしっかりと覚えていこうというものです。ダイエットや健康のためにウォーキングをしたいかたも多いと思いますが、歩き方を指導してくれるジムって、意外とあまりないのではないでしょうか。歩き方は日常生活にも大いに関わるので、この指導ができるのは強みだと思っています。

印象に残ったエピソードを教えてください。

スプリント力に磨きをかけたいというラグビー選手の要望があり、トレーニングを開始したら「初足が速くなった！」と喜びの報告をいただきました。そのおかげで、国体にも選ばれたそうです。
また、猫背が原因でタックルするときに当たりが弱くなるというラグビー選手も、姿勢と体幹部の補強を訓練したら改善したそうです。さらに、身長も伸びたようなんです！ 高校生なので、身長が伸びたことをとても喜んでいました。

GROW UPならではの強みを教えてください。

GROW UPの特色の一つが、接骨院と連携していて、体の悩みや不調を根本改善できる仕組みが整っている点です。柔道整復師の院長が体の状態を把握し、改善のための施術もしっかり行なったうえで、さらに弱い部分や癖を私が見抜く。そして、トレーニングを通じて中長期的に、根本的に問題を改善していくことを目標にしています。

例えば、背中がガチガチに硬いかたが、そのままの状態でトレーニングすると怪我につながってしまいます。一般的なジムではストレッチで対応すると思いますが、GROW UPは接骨院で体の不調を取り除いてからトレーニングできるのが、他とは違うところですね。

また、現在、「自分史上最高のパフォーマンスへの挑戦」というプロジェクトを作って、スポーツメンタルコーチと連携して、心身ともによりよい状態へ導くための指導を目指しているところです。
私自身、現役のアスリートとして走っているので、運動をしている人の気持ちがわかるんです。それを大切にして、今後も利用者さんに寄り添いながら、根本改善を提供していきたいと思っています。