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自然乾燥はNG? 髪を美しく保つ【ドライヤーを使った正しい乾かし方】を解説

2024年4月3日(水)

髪を洗ったあとにドライヤーを使う人は多いでしょうが、適当に乾かしていませんか?
実はドライヤーで髪を乾かす際には、正しいやり方をすることが大切です。
また、ドライヤーの熱ダメージを恐れて、自然に乾くに任せている人もいるかもしれません。しかし、髪を濡れたまま放置していると、頭皮の細菌が繁殖しやすく、ニオイの原因になる可能性も。また、キューティクルが剥がれて髪の毛が痛むリスクもあります。

今回は、ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方を解説します。「髪型別」「髪質別」の乾かし方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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執筆者
亜希子

静岡県在住のフリーライター。子育て奮闘中。楽器演奏が趣味で、今はフルートをメインに演奏しています。フィギュアスケート観戦が好き。「好き」と「楽しい」を何より大切にしています。

ドライヤーで乾かす手順


ここではまず、ドライヤーで乾かす基本的な手順を見ていきましょう。

タオルドライする
お風呂から上がったら、まずは髪の毛の水分をタオルで吸い取ることが大切。特に根元の水分をしっかり吸い取り、頭皮をやさしくマッサージしましょう。ゴシゴシと力を入れると髪の毛が痛みます。髪の毛をタオルで包み込み、ポンポンとたたく感じで水分を拭き取ってください。しっかりとタオルドライをしておくと、その後のドライヤーをかける時間が減ります。
また、ドライヤーの熱から髪の毛を守るために、洗い流さないトリートメントを使う場合は、タオルドライの後に使用しましょう。目の粗いコームで毛先の絡まりを解消してからドライヤーを使うと、乾かしやすくなるのでおすすめです。

強温風で乾かす
ドライヤーの多くは、温風、冷風、風の強さなどが設定できるようになっています。髪の毛が集中している根元は乾きにくいため、タオルドライをしたあとは根元から乾かすのがポイント。根元を素早く乾かすために、まずは強温風を使い、全体の8割を乾かしましょう。毛先は乾きやすいため、毛先から乾かすと水分が失われて毛先がパサつく原因になるので注意が必要です。また、髪の毛を少し引っ張りながら乾かすと、速やかに乾かすことができます。

弱温風で乾かす
全体の8割を乾かしたら、弱温風で髪の毛を整えましょう。前髪、トップ、毛先などを中心に、なりたい髪型や髪の毛の流れをイメージして乾かしてみてください。髪の毛を乾かすというよりも、くせづけのために整えることを意識するのがポイントです。

冷風で仕上げる
最後は、冷風を使って髪の毛を整えます。熱で開いたキューティクルを引き締め、サラサラでツヤのある髪に仕上げるためには、ぜひ冷風を使いましょう。冷風を当てることで、くせを固定してヘアスタイルを長時間キープすることができるようになります。温風でくせ毛を伸ばしたあとに毛の流れをうまく作り、冷風を当てると、自分の理想に合う髪型を作ることができるでしょう。

ドライヤーを正しく使うためのポイント

次に、ドライヤーを正しく使うためのポイントを6つ紹介します。

洗髪後は早く乾かす 
髪の毛や頭皮を濡れたまま放置していると、頭皮にある常在菌が繁殖しやすくなります。そして、菌が増えると頭皮のかゆみやニオイ、フケが増える原因になる可能性があります。
また、髪の毛が濡れている時間が長くなると、表面のキューティクルが開いて剥がれやすくなり、ダメージヘアの原因にも。キューティクルが開くと内側の水分が失われやすくなり、外部の刺激から髪を守れなくなり、パサつきや枝毛といったトラブルの原因に。そうならないためにも、洗髪後は素早く髪を乾かすようにしましょう。

風を当てる方向を意識する 
ドライヤーで風を当てるときは、ムラにならないように、上や横、後ろなど全方向からまんべんなく当てることが大切。片方の手だけでは届きにくい箇所もあるので、右側を乾かすときは右手でドライヤーを持ち、左側を乾かすときは左手で持つように。また、分け目を作らないようにドライヤーを当てると、トップにボリュームを出しやすくなります。

同じ場所に当て続けない 
ドライヤーの温風を同じ場所に当て続けると温度が高くなりすぎて、髪の毛が傷んでしまう可能性があります。できるだけ小刻みに揺らしたり、手で髪の毛を動かしたりしながら、同じ場所に温風が当たり続けないようにしましょう。温風が髪の毛全体に行き渡るよう意識するのがおすすめです。

ドライヤーを近づけすぎない 
ドライヤーを近づけすぎると、髪の毛や頭皮に熱でダメージを与える恐れがあります。最悪、火傷の危険性もあるので、ドライヤーを髪の毛から10~15cm程度は離しましょう。とはいえ、あまり離しすぎても乾きづらくなるので、注意が必要です。

風の通り道を作る 
ドライヤーの風が通る道を作ると、早く乾きやすくなるのでおすすめです。ドライヤーを持っていない側の手を使い、内側から髪の毛を持ち上げ、風の通り道を作りましょう。その際、濡れた髪に温風がしっかり当たるように意識することが大切。風が通る道を作ることで、熱を適度に逃がせるのもポイントです。

髪を引っ張りながら乾かす 
根元が乾いたら、半乾きの髪の内側から手ぐしで乾かします。下側に軽く引っ張ってくせやうねりを伸ばしながら、ドライヤーの温風を当てます。仕上げに冷風を当てることでくせが固まり、長時間スタイルをキープすることができるでしょう。

【髪型別】ドライヤーでの乾かし方


ここからは髪型別の乾かし方を 4つ紹介します。

ショートヘア 
ショートヘアは髪の毛が短いため、襟足が浮きやすいのがデメリット。また、トップのボリュームが出ていないと髪型が決まらないと感じる人もいるかもしれません。
そこで、ショートカットの人は基本の乾かし方をもとに、髪の毛の場所ごとに乾かし方を変えるのがコツです。襟足の浮きやすさを抑えるには、襟足の髪を少し引っ張りながら、ドライヤーの温風を上から当てて乾かしていきましょう。仕上げに、手で押さえて冷風を当て、襟足を浮きにくくするのも忘れずに。
トップにボリュームを出したい場合は、根元を立ち上げるようにして乾かしていきましょう。ブラシで後方に円を描くようにイメージするとやりやすいかもしれません。また、分け目で割れてしまう場合は、分け目付近の髪の毛を流れに逆らうようにブローしましょう。

ミディアムヘア 
ミディアムヘアは毛先が肩にかかるため、はねやすいのが気になる人も多いでしょう。はねを改善するには、はねやすい部分を手で持ち、顔の前方向に引っ張って乾かすことが大切です。ドライヤーは前からではなく、後ろから風を当てましょう。最後に冷風を当てて、はねていない状態をキープするのも忘れずに。

ロングヘア 
ロングヘアに多い悩みは、乾かすのに時間がかかる、毛先が傷みやすいなどです。早く髪の毛を乾かすには、吸水性の良いタオルを使ってみたり、早く乾かすことに特化したドライヤーを使用したりすると良いでしょう。

パーマ 
パーマはドライヤーを使うと取れやすくなると感じ、自然乾燥させている人も多いかもしれません。しかし、前述のとおり、自然乾燥は髪の毛にダメージを与えてしまいます。
そこで、パーマの人は根元を乾かしたあと、伸ばさないように弱風を利用するようにしましょう。大きなカールがある人は、指に毛先を巻き付けてカールを再現するのもおすすめです。短い髪の毛全体にパーマがかかっている場合は、カールしている部分を手で握って、カールを再現させてください。最後に、冷風を当てて仕上げることが大切です。

【髪質別】ドライヤーでの乾かし方


最後に、髪質別のドライヤーでの乾かし方を3つ紹介します。

髪のボリュームが多い 
髪の毛の多い人の中には、髪の毛が広がりやすく、膨らんでしまうことに悩んでいる人もいるでしょう。髪の毛が広がるのは、根元にボリュームが出すぎなのが原因です。
タオルドライしたあとに根元から乾かすのは基本ですが、半乾きくらいの状態でドライヤーを止めましょう。次に、髪の毛を下の方に引っ張るようにしながら、ドライヤーの温風を上から下へかけます。仕上げに上から下に冷風を当てて、ツヤを出したら完成。こうすると、根元のボリュームを適度に抑えられます。
また、ドライヤーをかける前にオイルタイプやミルクタイプの重めのトリートメントをつけて乾かすのも一つの方法です。

髪のボリュームが少ない 
髪の毛のボリュームが少ない人は、ドライヤーで髪の根元のボリュームを出すようにしましょう。根元を乾かすときはドライヤーの温風を下から上に当てて、髪の毛の流れに逆らうように乾かすのがコツです。全体的に乾かすときも、髪の毛の流れとは逆方向に髪の毛を軽く引っ張りながら乾かしていきましょう。仕上げに冷風を当てることによって、根元の立ち上がりをキープしてください。

髪がくせ毛 
くせ毛が気になる人は、シャンプー後すぐ乾かすようにしましょう。髪の毛が濡れたまま長時間放置されていると、どんどんくせが出てしまいます。まずは熱風で根元を乾かし、全体の8割程度が乾いたら、ブラシを使って乾かします。ポイントはくせが気になる部分にブラシを当て、くせを伸ばすように軽く引っ張ること。髪の毛が完全に乾ききる前に温風を止め、冷風を当てるようにします。

毎日のケアだから正しいやり方を覚えよう

熱風を当てるドライヤーが髪を傷める原因になると考えるのは大きな間違いです。とはいうえ、ドライヤーを正しく使わないと髪がパサつくなど髪を傷める原因になりかねません。今回紹介した正しい方法で、ぜひ自分の理想の髪型を実現してください。

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